最近、自分の血液型を知らないという人に立て続けに会いました。子供のころはクラスに一人はいた気がするけど、最近はあまりそういう人に会わなくなってますね。健康診断とかで血液検査をする機会が増えていたりするのでしょうか?
逆にまったく聞かなくなったやつでいると、Rh-なんていうのもありましたね。いや、今もあるんでしょうけど。たしか大半の人はRh+なので、それこそ物語の世界とかで、「血液型がRH-で輸血できない」なんでピンチのシーンをよく見たような見なかったような・・。もう昔のことなんておぼろげにしか覚えていないんですが。
血液型と言えばで思い出すのが、『千里眼 ブラッドタイプ』です。『千里眼』シリーズの何巻目かなんですが、この作者の松岡圭祐という人がとにかくいっぱい書くので、もうよくわかんなくなってしまいます。例によって詳細はこちら
作中、血液型占いを信じすぎてしまう登場人物が出てくるのですが、現代だとどうなんでしょう?A型は几帳面で、B型はおおざっぱ、とか本で信じている人もあまりいない気はしますが・・。じゃあ我々が変わったのかというと、単に占いの内容が変わっているだけなのかなとも思います。怖い話とか、パワースポットとかはいまでも人気ですし、性格診断の類だって、なんかよくわからないけど「MBTI」とかなんとかが流行っています。・・流行ってますよね?このへん流行に詳しくないのでちょっと不安です。まあでもちょっと前なら動物占いとか、なんだかんだいってそういう占い的なものが信じられなくなった時期はないんじゃないかなと思うんですね。それこそ神社に行ったらおみくじは引きたくなるものですし。
とにかく「自分はどういう人間である」というのを誰かに決めてもらわないと不安になるのが人間なのかなと、思います。いい大人だって悩めば占いなり、オカルトなりにたよってしまったりするわけで、そりゃ夢中になる子供たちも多いよな、と占いの流行に改めて納得してしまいます。
とはいえ、進路の相談に乗ることもある身としては「血液型とか、占いなんかに頼らず、自分でしっかり考えなさい」とか言わなきゃいけないわけで、でもそんなこと言ってる自分だって、10年後、20年後まで考えたときに何が正解かなんて断言できませんから困ったもんです。とりあえず天中殺とか、四柱推命とか、昔の占いでもやってみたらなにかわかりますかね?
