B-Tを見てバクチクを思いついた方は私と友達になれるかもしれません。でも今回は残念ながら?「ブルートレイン」の話になります。
かつて日本には、日本各地をを結ぶ「ブルートレイン」という寝台列車がたくさん走っていました。少年の頃に大阪駅に発着する「ブルートレイン」を見て、「ブルートレイン=いつか乗ってみたい憧れの列車」という気持ちが芽生えました。そんな「ブルートレイン」ですが時代とともに新幹線の発達や飛行機の大衆化、高速バスの出現で次々と廃止になり、やがて寝台列車に乗ること自体が目的となる列車が登場することになりなります。「ブルートレイン」には乗ることができませんでしたが、大人になり、東京~出雲間を走る「サンライズ出雲」や大阪~札幌間を走る「トワイライトエクスプレス」には乗車することができました。そして移動そのものを楽しむことができました。特に「トワイライトエクスプレス」に乗車したときの変わりゆく日本海の夕景は忘れることができないシーンの一つとなっています。
日本の鉄道は、時間通り正確に運行されています。私たちは時間に正確で当然と思ってしまいますが、これは凄いことだと思います。最後は鉄道に関する世界のジョークです。某国の鉄道は遅れることで有名です。しかし、その国の人々は鉄道が遅れることに慣れているので、いちいち怒る人はいません。ところが、ある日、列車が時間通りに到着し、発車してしまいました。乗り遅れた人々は駅員に抗議します。
人々「いつも遅れるくせに、どうしてくれるんだ!」
駅員「安心してください。今の列車は昨日の列車です。今日の列車が来るのはまだまだ先になります。」