前回、上橋菜穂子先生の『香君』をとりあげました。上橋先生の代表作といえば『精霊の守人』シリーズですよね。で、今回思ったのは、「精霊」ってなんだ?ということです。
よくわるゲームで出てくるのは「火の精霊」とか「水の精霊」とか、場合によってはカタカナで「エレメンタル」なんていったりして、いわゆる四大元素みたいなものに結び付けられていることが多い気がします。
が、今思いだすのは「ナルガン」なんですね。調べたら、そもそも上橋先生はオーストラリアの先住民であるアボリジニの研究を専門とされているそうで、そりゃ「ナルガン」とかその辺の話を思い出すわけだと変に納得しました。ということで今回は『星に叫ぶ岩ナルガン』を紹介しておきます。
実は、個人的には初めて読んだのはこっちじゃなくって『氷の覇者』だったりするのですが、有名な方にしておきます。
世界に存在するいろいろなものに精霊がいて、じつは世界はその精霊の働きの影響を強く受けている、みたいな話はすごく受け入れやすいと思います。なんといっても日本は八百万の神々の国ですから。米粒ひとつに八十八柱の神様がいらっしゃるとかいうのはさすがに日本くらいじゃないですかね。
昔から違和感を感じているのは、日本で「神」とよんでいるものが、おそらく世界だと「精霊」にあたるものになっているっぽいことなんですよね。ゲームの話に戻ると、すごく強いのは「ゴッド」ですが、日本の「神」にあたるものは「スピリット」扱いされてるみたいな感じです。
まあ、唯一神なんてすごいものに、八百万もいるような神ではありがたみからして違う気もしますし、1対1で戦うなら何となく勝てなさそうです。でもですよ、ならギリシャ神話のゼウスとかアポロンとかはおそらく「ゴッド」あつかいされて、かなり強いように扱われるのはなんでなんですかね?不公平じゃないか!
とか、そもそも世界観が違うんだから戦うことなんてない神様を頭の中で戦わせて、勝手に不公平とか考えるのって楽しいですよね。ちゃんと信仰している人たちには怒られそうですけども。これも小説とかマンガとか、ゲームとか影響なんでしょうか。怒られない範囲で、勝手に楽しませてもらいたいもんです。

