受験生にとってはこれから受験までそれこそあっという間に時間が過ぎていきます。ぼんやりしていると取り残されてしまいます。これは受験生に限らず、すべての生徒にあてはまります。もちろん私たち大人にも。
では、ぼんやりしたり、ただ流されたりしないためにはどうしたらよいのでしょう。答えは、明確な目標をもって行動することです。先をみて、大きな目標を立てます。たとえば定期試験での好成績を大きな目標とします。次にその目標を達成するために自分は何をしたらよいか考えます。文章問題が苦手だなあと思ったら、文章題だけを徹底して解くとか、漢字が書けないなあと思ったら、漢字練習の時間をつくるといった具体的な方法を決めます。それが決まったら、いつまでに、どのくらいやるかという目標を設定して行動にうつします。
このように小さな目標を1つ1つ達成していくことにより、大きな目標にたどりつけます。また、目標に届かなかったときは、何が原因でうまくいかなかったのかを考え、次の行動に活かします。この繰り返しによって、大きな目標が達成でき、さらに次の目標への意欲もわいてくるというものです。
皆さんにとっての大きな目標とは何ですか。その目標のために、どんな小さな目標が考えられますか。全く考えていないという人はこの機会にぜひ考えてみてください。もちろん、大きな目標の1つには志望校合格があるはずです。それは、塾の先生たちの目標でもあります。その目標に向かって日々がんばっていきましょう。