サンタクロースになりたい!

街はもうすぐクリスマス。色とりどりのイルミネーションが街を彩ります。まあ受験生には縁のないことなんですけどね。

さてクリスマスといえばサンタクロース!皆さんはサンタクロースになりたいとおもったことはありませんか?実はサンタクロースには試験があって、これに合格するとサンタクロースとして公認されるんです。それがグリーンランド国際サンタクロース協会主催の「公認サンタクロース国際認定試験」とよばれるものです。だれでも受検できるものではなくて、受験資格があります。まず結婚してこどもがいること、男性ならサンタの衣装を着て110kg以上あることなど。そして試験の内容はさらに厳しい。衣装を身につけたまま、プレゼントが入った袋を担いで50m走り、はしごで煙突に上って家の中の暖炉から部屋に入り、そこに用意されているジンジャークッキーと牛乳の早食いをしてまたスタート地点まで戻る、というもの。これを2分間で行うとのことなので、なかなか過酷な試験でしょう。しかもこれで終わりではありません。その後面接、身だしなみチェックをへて、サンタ語で書かれた古文書を朗読するんだって!ちなみに面接はデンマーク語か英語なので、語学力も必須条件。サンタクロースになるのも一苦労ですね。

そんな大変な公認された真サンタはなんと世界に120人しかいません。ちなみにアジア圏ではたった一人(しかも日本人)だそうです。なぜこんなにも少ないんでしょうか。試験が過酷であるというのもそうですが、一説には報酬の低さにあるともいわれています。公認サンタクロースの報酬はいくらだと思いますか?これがなんと驚きの0円!ただ働きなんだそうです。どれだけ活動しても、自分のかせぎにはならないサンタクロースの仕事。
どうしてわざわざなる人がいるのかというと、やはりそれは子どもたちのうれしそうな笑顔を守るため。だれかの笑顔につながる素敵な仕事、公認サンタクロースを応援していきたいですね。